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「諸戸徳成邸」の保存・活用を求める嘆願書への賛同者を求めています。

 小生が所属している諸戸徳成邸の保存・活用を考える会では、

下記内容の嘆願書への賛同者を集め、市長への提出を予定

しています。

賛同いただける方は、ご連絡いただけると幸いです。

よろしくお願い申し上げます。(マキタ:h-makita@nifty.com

                        記

<諸戸徳成邸の現状>

 二代目諸戸清六(1888~1969)が別邸として六華苑から移り

住んだ諸戸徳成邸は、大正末から昭和の初めにかけて建てられ

ました。その建築地は、桑名市街地の西方、市民に親しまれて

きた愛宕山の段丘に初代諸戸清六が明治30年に移設した諸戸

家墓所に隣接しています。現在、築90年近くになろうとしている

徳成邸は、二代清六夫人(1889~1986)が亡くなられてからは

空き家状態となり、長年の老朽化により、このまま朽ち果てよ

うとしています。

<その歴史・文化的意識>

 現在市内には、近代以降の桑名の発展を表す諸戸氏庭園や

六華苑や諸戸水道等、明治から大正期の貴重な歴史文化遺産

が残されています。諸戸徳成邸はそれらに次ぐ昭和初期の歴史

文化遺産であります。これらは、明治・大正期の商業や迎賓的し

つらえを重視した暮らしから、昭和期の私的実用性を重視した

富裕実業家の暮らしの全体像を時代を通じて把握できる好例

となります。

 これら桑名の近代化を示す諸戸家遺産をその時代を通じて

残すことは、歴史文化的価値として意義あることだといえますし、

膨大な資材を投じて桑名住民の生活に寄与した諸戸水道の

遺構と共に諸戸家の功績を一体的に知る上で、諸戸徳成邸は

貴重な存在であり、桑名の「本物力」を表すものといえましょう。

 東部水辺エリアの諸戸氏庭園や六華苑、西武丘陵エリアの

諸戸徳成邸や諸戸水道遺構の東西2拠点のネットワーク化は

諸戸家遺産を通じて桑名の近代化を知る上で、桑名の歴史文

化のブランドをさらに高める効果は大きいといえます。

<桑名のまちづくりの中での活用方策>

 桑名駅西周辺に点在する寺社を巡り、走井山から市街地を

俯瞰しながら三機鉄道北勢線馬道駅および濃州道を結ぶ歴

史散策回遊ルートづくりは新たな観光資源として、西武エリア

の活性化に大いに期待されます。また長年にわたり自然風の

植栽を好み、最低限の管理しかされなかった徳成邸敷地の自

然環境は遷移が進み、潜在自然植生に戻りつつあります。

身近な自然環境学習の場として活用されることも期待されます。

さらに高台にあるので、津波などの災害の場合には避難場所と

しての活用も考えられます。私たち「諸戸徳成邸の保存・活用を

考える会」は事業スキーム検討など、桑名市とは積極的に

協働していきたいと考えております。

<本物力こそ桑名力>

 もし徳成邸を残さないことになれば、この桑名の宝は輝くことも

叶わず宅地化され、緑豊かな桑名の原風景を留めた風景(住み

たくなる都市環境イメージを想起)である愛宕山一帯の景観をも

損ねてしまいます。

「本物力こそ桑名力」を追及されている桑名市に於いては、ぜひ

諸戸徳成邸の保存・活用を積極的に図られるように嘆願します。

       諸戸徳成邸の保存・活用を考える会 代表 集山一廣

       同会員 桑名市文化財保護審議会会長 西羽 晃氏

       同会員 桑名市文化財サポーター  竹内氏

       同会員 桑名市文化財サポーター  岡本氏

       同会員 桑名歴史の案内人  伊藤氏

       同会員 三重県文化財保護指導委員 蒔田 英彦

       他9人、計 15人の正会員。                                                                                 

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