書籍・雑誌

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

 この本は、JAXAによる宇宙飛行士選抜試験の取材を日本で初めて許され、最後には絞られた10人によって行われた最終試験の一部始終に密着したドキュメンタリー番組を制作した2人のスタッフによる、番組を書籍化したものです。

NHKで放送されたドキュメンタリー番組を見たわけではないが、かなり厳しいものだというのが、この本を読んだだけでも、十分解ります。

この本の冒頭で、著者達がいきなりこの試験のことを短くまとめてくれています。

「どんなに苦しい局面でも決してあきらめず、他人を思いやり、その言葉と行動で人を動かす力=人間力があるかどうかを徹底的に調べ上げる試験が、宇宙飛行士選抜試験。」

読書レポートだったら、このところを書いて、終了!ってことでもいいかもしれないけど、やはり、ちゃんと中身を読んで感動して欲しい。そしてこの試験の肝もおさえて欲しい。

で、おまえは、この人間力があるのか?と言われると、「精進中です!」としか言えないんだけど、自分の子どもたちには、一読といわず、何度も読んで欲しいと想ってしまう一冊。

この本を読んだ後も、繰り返し思い出していることで、宇宙飛行士に求められる4つの資質がある。それを忘れないためにも列挙しておきたいと思います。

①ストレスに耐える力

②リーダーシップとフォロワーシップ

③チームを盛り上げるユーモア

④危機を乗り越える力

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 大鐘良一・小原健右共著

光文社新書 P259 2010.06発行 ¥800+税

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死とどう向き合うか byアルフォンス・デーケン

 「死への準備教育」の普及につとめてきた著者の集大成というべき一冊(だそうである)。豊富な具体例を交えながら、「死」とどう向き合って生きたらいいのか?よりよく生きるためには?等を語っていただいている本です。

 この本自体は、NHK「人間大学」の一講座(1993)の「死とどう向き合うか」のテキストを元に、大幅に加筆、訂正されたものです。(17年前では、触手を動かす事なかったよなあ・・・)

 今回この本を読むきっかけになったのが、講演会を主催する側の一員として、講師の内藤いづみ先生の著書を読んでいて、デーケン教授のことを知り、その次の日に書店の棚でたまたま目に入ってきたためです。(セレンディピティが働いちゃったかも?)

 しかし、この本を購入してから、手にとって読み出すまでには、正直、時間がかかっちゃいました。やはり「死生観」「死生学」という言葉は、見た目重すぎます。読み出してからも、相当のエネルギーを費やしました。

 だから、実は無理には薦められません。(オイオイ

しかし、この本からは、次のようなことについて、学ばせてもらったというか、触れさせてもらいました。

配偶者の死に伴って起こりそうな問題をリスト化して夫婦で話し合っておくべきである事。

家族の不慮の死に遭遇した遺族に対する時の好ましくない言葉。

リヴィング・ウィルのこと。

積極的に真実を告げるべきだとする主張の根拠。

ユーモアの効用・・・等等です。

これらは、事あるごとにすごーくプラスに働いてくるんじゃないかなあって勝手に思っています。それにしても、エネルギー要りますよ!

死とどう向き合うか  アルフォンス・デーケン著 NHK出版

NHKライブラリー 1996.11発行 P316 ¥1068+税

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潜在能力を100%引き出す本 by岡本正善

 著者は、福岡ダイエーホークスの専属メンタルトレーナーとして、チームに2年間帯同し、在籍中は、2シーズンともリーグ優勝という結果を残し、プロゴルファーやJリーガーといったTOPアスリートへの指導も行ってみえるメンタルトレーナーです。

 その著者が、成功者の秘訣は、「潜在意識」にあり、自分の潜在意識を味方にし、自分の潜在能力を100%引き出す方法、理論、トレーニングを分かりやすく紹介してくれている本です。

 冒頭には、「メンタル力」のチェックシートがついており、メンタル敵にどれくらい強いのか、或は弱いのかをチェックできます。

 小生は、実際にチェックしてみたら、見事に「弱い人」でした。

 但し、著者は「弱い人ほど大きくなれる」とも言ってくれています。(図体は大きくなりましたけど・・・(爆 )

 巻末では、ネガティブなところから出発して、「ネガティブなパワーを集めて、それをプラスに転化することによって、大きな成功を収める。それが「強い人」本来の姿である。」とも・・・。

 まずは、弱い自分を受け入れてから、始まるようです。

さあ~てと・・・。

潜在能力を100%引き出す本 岡本正善著

大和書房 2008.06発行 P214 ¥1300+税

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もしも、ウサギにコーチがいたら by伊藤 守

 国際コーチ連盟マスター認定コーチである著者の体験に基づいて書かれたコーチングの本です。

 イソップ物語の「ウサギとカメ」のウサギのコーチをするなら、どういった接し方をするのか?簡単そうで、面白そうだというのが、本を手に取った印象でしたが、これまた深い話の本でした。

 ウサギと一緒に話す過程で、未来を予測したり、ウサギが気づかずに持っている資質を探し出します。ウサギが頭の中を整理することができるように、色々な角度から質問を投げかけます。気晴らしの方法を聞いたり、実行させたりします。等等・・・

 今よりも早いスピードでより大きな成果を手にする手伝いをしていく過程が書かれています。副題にある「”視点”を変える53の方法」通り、53の項目でつづられています。

「コーチング」という視点は、実は今年出会った一人の先生のひと言が、発端になったキーワードです。(某高校のN先生に大感謝です。今度改めて感謝させてもらっておこうっと)

 もし、自分自身を自分でコーチングが出来たらいいなああ・・というのが今の目標の1つで、その中で読み漁っている本の中の一冊で、現在の小生では、コーチング本の中心的な本にもあたります。

もしも、ウサギにコーチがいたら  「視点」を変える53の方法

伊藤 守著 大和書房 P213 2002.05発行 ¥1200+税

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ひらめきの導火線by茂木健一郎

 副題にある”トヨタとンーベル賞”の世界観を比較することで、これまでとまったく別の見え方(日本人には独創性がある)ができると論じた本です。

 トヨタの”カイゼン”システムにみえる普通の社員みんなが平等に知恵を出し合い、ネットワークの結びつきを通じて分かち合い、みんなが、チームが向上していくことに価値観をみいだすことは、昔から日本人が大切にしてきたものです。

 この”分かち合う日本の文化”は、トヨタが世界企業になる上で、大きな力を発揮してきました。

 著者は、日本の中には、気づかない素晴らしい価値がまだまだ埋まっているはずであると考えてみえます。それらを思い切って世界に発信して、世界の場で鍛え、磨き、分かち合うことで、もう一段ヴァージョンアップできるとも考えてみえます。

世界に出して、コテンパンにやられるかもしれないけど、勇気を振り絞って、出し続けることによって、日本の未来は、限りなく明るいはずであると〆ています。

 この本で、小生は”ひらめきの導火線”となるもののキーワードとして、「アウトプットによる”視える化”」「持続可能性」「人間の根源的な幸福感」の3つを受け取りました。

 現在の小生にとっては、良い安心本となりました。

”ひらめきの導火線” トヨタとノーベル賞 茂木健一郎著

PHP新書 2008.09発行 ¥680+税

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アイデアのレッスン by外山滋比古

 ご存知、東京大学生に人気の「思考の整理学」の著者の外山滋比古さんによって書かれた「アイデア」の作り方の本=参考書です。「思考の整理学」よりも、読みやすいです。

「アイデアの基本」「アイデアのルール」「アイデアのつくり方」の順で構成されています。「アイデア」は確実に手に入れることができないから「価値」があること。必ずよい「アイデア」が手に入る「アイデアの方程式」というものは存在しないということ。但し「アイデアのつくり方」の中で、10の生まれやすい「セオリー」が存在し、その「セオリー」を著者が、噛み砕いて開設してくれています。

10の「セオリーの中には「思考の整理学」の中でも出てきた話もあります。又色々なビジネス本でもよくでてくる「ブレイン・ストーミング」「セレンデイピティ」「熟成&醗酵」などのキーワードも出てきます。本当に読みやすい本で「アイデア学」の基本の基の本であると思います。

アイデアのレッスン 外山滋比古著 あさ出版

P190 2004.04発行 ¥1400+税

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雨がふってもよろこぼう! by嶋津良智

 人生が上手くいっている人は、「感情をコントロールする方法」を知っていて、それを実践している人たちであると分析している著者が考える「人生が良い方向に向かう、心を鍛える25の習慣」を紹介してくれている本です。

 基本は「怒り・イライラと無縁になること!そのためにまず怒らないことを決めること。」これって難しいんですよね。しかし「怒らない」と決めてからの著者には色々なものに恵まれるようになったそうです。

「怒らない」と決意しても2日と持たない小生はどうしたらいいのでしょう。それでもあきらめずに「怒った」後に「怒らない」と決意し続けるしかないのでしょうね。挫折しても気を取り直して、決して沈んだままにならないようにして・・・。

さあー「怒らない」と決めてしまう。「落ち込まない」と決めてしまう。「他人のせいにする」ことをやめてしまう。そんなことができたら、著者のように「チャンス」「出会い」「人間関係」「情報」「好運」「ヤル気」・・・等に恵まれる。では、そう信じてまずはやり始めてみますかあ!そしてくじけずに続けてみますかあ!

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実践!アインシュタインの論理思考法  byスコット・ソープ

 アインシュタインの論理思考法=ルールを破る。をどう実践してどう活用していったらいいのか?完全に異端者扱いされないために何を考えればいいのか?ルールを破るということの本当の意味は何なのか?何故ルールを破らなければならないのか?等を書き綴ってくれている本です。

闇雲に「ルールを破れ」というわけではないが、そうすることによって色々な面から見たアイデアの誘発は確実に起き、その数々のアイデアが出ることにより、選択肢は確実に増えることになりますよね。

まあ、その中にはろくでもないアイデアが大半を占めるかもしれませんが、1つや2つは、この1点さえクリアー出来ればすごいアイデアになっちゃうんじゃない?ってのも出てくるんですよね。但しこの1点が大きい難点というのもよくある話で・・・。

つい最近、大阪府の橋下知事が、知事会で既存政党のマニュフェストの評価をしよう!とか、国からの負担金に待ったをかけるとか、以前ではどこの知事も考えてもみなかったとんでもないことを次々に提案していますよね。これも「暗黙のルールを破る」発想ですよね。

勿論、ボツになって話が消えていっているモノも多々ありますが、廻りから見ていると、何か新しいモノが生まれそうという期待感は持てますよね。最近やっと小生も少しづつ「ルールを破る」思考法+伴う行動の重要性がわかってきました。やっと少しずつです。

ルールを破って考えてアイデアを出せるだけ出してみる。笑われるようなモノも出してみる。そして行動に移すだけ移してみる。壁に当たれば寝かせておいて、次を行動に移してみる。そんなことの繰り返しを、やっとやれるようになってきました。但しまだ、壁を突破したことは無いんですけどね。(爆笑

実践!アインシュタインの論理的思考法 スコット・ソープ著

PHP研究所 2002.06発行 P261 ¥1350+税

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コーチングが人を活かす by鈴木義幸

 帯のC・Cが「最大のコーチング専門会社から生まれた最良の入門書」。

コーチング=相手の「自発的」行動を促進させるためのコミュニケーションの技術。「(いやだけど)しなければならない。」から「したい!」「やってみたい!」に思考を知らぬ間に変換させて、自ら動いてしまっている状態をスムーズにさせるスキル(技術)を50項目紹介している本です。

1項目、見開き2ページで簡潔にまとめられていますので、大変読みやすくなっています。最後の項には具体的事例ごとに対する有効スキルも、書かれています。但し相手の性格、お互いの信頼関係等、色々なことが冷静に判断・把握できて始めて有効に作用すると思うんですよね。こういうことは。

さて、次に50項目中で、1項目だけ紹介させてもらいます。それはコーチングでの対人関係上の特徴を切口とした4つのタイプ分けについてです。それは人を①コントローラー、②プロモーター、③アナライザー、④サポーターに分ける考え方です。

勿論自分がどのタイプであるか?相手がどのタイプであるか?を把握しなければならないということです。人間、杓子定規に完璧に分類されることはないと、小生は思いますがね。主に普段は③で、こういう時は①で、こういう時は④で・・何てことが普通だと考えますが、そうでもないですかね。どう思われますか?ただ、この4つのタイプ分けを踏まえて人間関係力をUPしていこう!と考えるのは頷けることと思います。「あると思います!」です。笑)

コーチングが人を活かす 鈴木義幸著

ディスカバー21 2000.06発行 P125 ¥1300+税

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20代で始める「夢設計図」 by熊谷正寿

 前作「一冊の手帳で夢は必ずかなう」では、手帳という手段と著者の人生成功概論に重きを措いて記されていた印象を受けましたが、この本では、「なりたい自分」になって成功と幸せを掴むことを目指して歩んできた著者のプロセス、思考方法を事細かに紹介しています。

後書にもあるのですが、著者が読者に対してに加えて、20歳になる自分の子供に対して「道しるべとなるもの」として書いた本でもあるので、その想いからも、広い範囲にわたってキーワードが多く散りばめられているように受けました。

各々のキーワードに対しては、読み手側が自分で経験するか、他の多くの書籍を通じて経験するかして、深く刻み込まれて始めて気がつくこともあるように思っています。ですから、この本のキーワードを抜き出して、それに関して中心的に深く書いてある本、多面的に書いてある本を読んで理解を深めていく、なんて読書法もGoodなのかも?と、ふと思いましたが、どうでしょうか?

20代で始める「夢設計図」 熊谷正寿著

大和書房 2005.05発行 P229 ¥1400+税

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